跡を残さないニキビのケア方法とは?
ニキビの跡を残さないために注意しなければならないのはニキビの腫れを
いじって中の膿や脂肪のかたまりを出そうとしないことですが、
もちろんそのようなことはご承知の方が多いでしょう。
実はニキビ治療が効果を上げない患者さんに対して皮膚科医が
顔を触る癖に気を付けるようにアドバイスしたことからニキビが改善した
という報告があるそうで、ニキビを押したり絞ったりするのでなくても
手で触れるだけで炎症を悪化させる可能性がありますから、
髪の毛なども当らないようにしてください。
ニキビに触れるのはメイクも同じで、メイクブラシやファンデーションなども
ニキビを刺激し悪化させる原因になるのでケアが必要になります。
オフィスなどではノーメイクというわけにはいかないので清潔なブラシやスポンジを
使ってできるだけ薄くするように心がけて、気にし過ぎて頻繁にメイクを落とすのも
刺激になりますから神経質にクレンジングを繰り返さないようにしましょう。
またニキビに触れないのが一番だからといって全く肌の手入れをしない
というのでは逆効果ですから、帰宅後や1日の終わりにはきれいな手で
泡を転がすように洗うことで清潔にして保湿してください。
忘れてはいけないのが紫外線対策です。季節や天気に関わらず日焼け止めを
塗ることは、紫外線によるニキビの悪化を防ぐと同時に色素沈着によるニキビ跡
を残さないために大切なケアです。
洗顔料や基礎化粧品、日焼け止めなどはそれぞれ皮膚科医が推奨するものが
ありますので、それらを用いるとより安心して使えますね。