一般的にニキビ跡のしこりはとれる?
ニキビの炎症は治まっても皮膚が盛り上がって硬い部分がそのまま残り、
いつまでも小さくならなかったり、炎症はそれほど気にならなかったのに
硬いしこりができてしまったりすると、自然治癒には時間がかかりますし
完全には治癒しないこともあり得ます。
接触しないように気を付けていても、肌が盛り上がった状態なのでつい触れてしまって
炎症を繰り返すこともあり、やっかいです。
まずはニキビ用化粧品で肌の状態を悪化させないようにするとよいですが、
最近はしこりニキビに特化した化粧品もあり、製品によってはしこりで
盛り上がった部分が平らになり効果が実感できたと好評のようです。
肌に浸透しやすいビタミンC誘導体の化粧品はコラーゲンを多く生成して
ターンオーバーを正常化させる働きが期待できます。
食物繊維の摂取や水分補給でデトックスを心がけ、排濃作用のあるというナタマメや
ハトムギのお茶を飲むものもよいでしょう。
このようなやり方でしこりニキビが増えるのは防げたとしてもニキビ跡のしこりが
しっかり硬くなってしまったら、そのほかの処置も考える必要があります。
しこり部分を切り取るという外科処置もありますが、より一般的に知られるのが
ケミカルピーリングで角質をはがれやすくしてターンオーバーをすすめ
肌を再生するという、ニキビ跡には大変効果がある方法です。
皮膚の細胞組織を古いものから新しいものへ変換させるレーザー治療や
しこりになったところにステロイドを直接注射して肌を平らにする治療法もあります。