ニキビ跡 しこり

ニキビ跡のしこりが気になる方が知っておきたい事

 

 

ニキビ跡のしこりはニキビによる炎症の繰り返しが治まってから
破壊された真皮を修復しようと細胞が作られるときに、それが
過剰に作られ過ぎて硬く盛り上がったものです。

 

 

 

そのほとんどは肌のターンオーバーにより少しずつ目立たなくなるのですが、
炎症の強さ、範囲、時間や回数などによっては消えずに残ることがあります。

 

 

 

しこりができやすい場所は一方の耳から他方の耳を結ぶフェイスラインや
正面から見えにくい下あご、背中などで、ここにできるニキビは思春期に
Tゾーンや頬にできるものと違って炎症が強い大人ニキビの代表的な
ものです。

 

 

 

頻繁に石けんで洗うことやピーリング化粧品、拭き取りシートなどの使用も肌に
過度の刺激を与え、乾燥状態をすすめることになりかねません。

 

 

ニキビで炎症を長引かせることはニキビ跡を残す可能性を増やすことに
つながりますから、しこりになりそうなところを潰そうとしたりこすったりすることは
もちろんいけませんし、意識的して触らないようにしなければなりません。

 

 

 

炎症があるときには気になって冷やしたくなりますが、余計なものが触れないように
汗などもかいたらすぐにそっと押さえて拭き取り、寝るときも枕カバーなどに
ずっと肌が密着してこすれることがないように気を付けてください。

 

 

 

また紫外線は色素沈着を強く残すことがあるため、治りかけであっても
できるだけ紫外線を避ける方がよいようです。

 

 

 

炎症を押さえるよう心がけてもニキビ跡の残りやすさには個人差があり
傷跡が長く消えにくい方はいますから、気になるようでしたら気軽に
医療機関で治療を受けることも考えましょう。